蚊の生態を知る

このブログでは

自宅の庭で子どもと快適に過ごすため、蚊を減らすための対策と結果を記録していくものです。

蚊の生態

この記事では、具体的な対策のために蚊の生態をまとめます。

 

蚊の種類

主な蚊の種類として、2つ分けられます。

そして、それらの吸血行動には日周リズムがあります。

ヒトスジシマカ(ヤブカ類)ー昼間吸血性

  • 主に屋外に生息。
  • 早朝から数時間と夕方から日没後の1、2時間の間に吸血行動が活発になる。
  • 待ち伏せ型”で近くを通ると吸血にくる。
  • 4〜5mの距離で人の接近に気づき、飛来する。
  • 寒くなると越冬用の卵を生み、成虫は死ぬ。

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画像引用元:名古屋市

アカイエカ(イエカ類)ー夜間吸血性

  • 主に屋内
  • 日没前の夕方から活動する。
  • ”探索型”で数キロまでの範囲を飛び回る。
  • 15〜20mの距離から人、動物の存在を知ることができる。
  • 秋に生まれた成虫は休眠に入り、春を迎える。

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画像引用元:名古屋市

他にもチカイエカも代表的で、ビルの地下水槽や地下鉄、古井戸などで発生し、一年中活動する蚊もいるそうです。 

 

蚊の行動

蚊は、人間などに3つのことを目印に接近します。

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画像引用元:BIOME
  1. 二酸化炭素の濃度差を検知し、無風状態で10m先から濃度の高い方へ蚊は移動していきます。
  2. 人間などから発生する匂いを感知し、吸血対象を判別します。
  3. 体温を感知して、誘引されるます。

 

 

その他に蚊が集まる物

  • 丸いもの
  • よく動くもの
  • 黒いもの

参考文献

 

蚊の成虫への対策

前回記事でボウフラ発生を防ぐ対策を実践しました。

mosquitohunters.hatenablog.com

 

続いて、この記事で生態を知ったうえで、蚊の成虫への対策を実践していきます。

蚊がいない庭づくりが目的なので、蚊を捕獲する誘引トラップを使用して、検証していきたいと思います。

 

購入したもの

蚊の誘引トラップには安いものから高いものまで様々なものがありました。

その中で私は2つに絞り込み購入を検討しました。

 

2つのポイント
  • 微量の二酸化炭素を発生させる
  • ファンで吸い込み、内部で脱水により蚊が死ぬ

つまり、寄ってきて死んでくれればいいわけです。

二酸化炭素の発生については、ランプの紫外線と内部に塗布した酸化チタンが反応することにより、空気中の有機物や捕獲した虫の死骸を分解する際に、微量発生するとのことです。

蚊を誘引できるだけの二酸化炭素が発生するのかはわかりません。

果たして蚊が誘引されるのかは使用し、検証してみたいと思います。

ひとまず、こちらを購入しました。

アメリカ製のものは半径25mほどの広範囲をフォローできるところは魅力的でしたが、実験的な意味もあるので、日本製のものをまず購入してみました。

 

購入後に設置し、結果報告したいと思います。